CORNERSTONE
CORNERSTONE(Denmark/丁抹)
#2055 / ARRIVAL / 2000
★★★★
ROYAL HUNTのベーシストとドゥギー・ホワイトのプロジェクト第1弾。ゲストにヤコブ・キエールやらアラン・ソーレンセンやらヘンリック・ブロックマンやらケリー・リュプケ(NARITA)やらPRIME TIMEのギターやら、元や現や後のROYAL HUNTファミリー、ダメ押しにアンドレ・アンダーセンまで名を連ね…メンツからして仕方ないのだろうが、とりあえずROYAL HUNT感がハンパない。ただし、基本ミッドテンポで、個人的には退屈に感じるD.C.クーパー時代のROYAL HUNTなのね。ドラマチックな構成はほぼ無いです。NARITAやPRIME TIMEの要素は呑み込まれてしまったようで、ケミストリーは生まれなかったね。聴きどころはドゥギー・ホワイトの歌唱ってことになるのかな。個人的にはそこまで評価が高いシンガーではないから、アルバムの評価は特段上がらず。さすが中心人物だけあってスティン・モーゲンセンのベースが目立つ場面が多いのはいい。しかし、意味あるのかなコレ。ベーシストの目論見は一体何だったのか。RAINBOWの「STRANGER IN US ALL」の路線を狙ったらしいけど、こんなアルバムでしたっけ?今度聴いてみよ。