Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

DGM

DGM(Italy/伊)

#2164 / DREAMLAND / 2001

★★★★

DGM dreamland

イタリアのSYMPHONY Xと話題になったプログレッシブメタル・バンドの3rdアルバムです。今作から交代したシンガーがラッセル・アレン風で、敢えて寄せにいったと思いきや、そこはかつてのプログレ王国、RHAPSODYに代表される大仰さはなく、いい意味で多くのイタリアンメタル・バンドとは異なる雰囲気を醸しています。GOBLINのクラウディオ・シモネッティがプロデュースを務めたことが要因ではないかと。鍵盤の活躍が際立っており、”Tubular Bells”のフレーズっぽいものがあったり、ギターと同じくらいに耳を奪われます。そして、プログレッシブゆえ各曲とも尺は長め。インストパートのプログレ感、時にメロパワを交えた動と静のコントラスト、ドラマチックな楽曲、いいところがたくさんあるのですが、オープニングチューンのイントロ部分が一番カッコいいかな(笑) このバンドは只者じゃないぞと思わせるフュージョン系のフレーズでね、最初にコレを聴かされちゃうと、その後に期待するでしょ、でもあまり出てこないの(笑) 結局のところ、昔のドリムシみたいな方向性に落ち着いちゃう。イタリア屈指のネオクラ系ギタリスト、長尺ソロはあるけれど、そこまで弾き倒している印象はなく、鍵盤とのバトル等、押し引きの塩梅がよろしい。日本盤にはインギーの”You Don’t Remember(I’ll Never Forget)”のカバーが収録されていますが、そしヘヴィなリフになっているものの、至って普通の出来でした。ボートラだからね。



バンド名検索

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional