POWER
POWER(US/米)
#2078 / JUSTICE OF FIRE / 1994
★★★★
USパワーメタルバンドの唯一作「炎の女神」です。記憶が確かなら店頭で帯タタキを読んでVICIOUS RUMORSみたいなものを期待して買ったのだと思う。巷では評判が良くないみたいだけど、そんなに酷くはないでしょ。シュラプネル系ではないが、ギターが頑張ってるからね。テクニカルなギターをフィーチャーしつつも、もっとつまらないバンドは山ほどいる。なぜか本編より日本盤ボートラの出来がいいのは録音時期が違うからかもしれない。すべてがボートラのクオリティなら良かった。それよりもだ、帯タタキにはハイトーンとしか紹介されていなかったから分からなかったけど、聴いてみたらすぐに気付いたよ。HADESのシンガーじゃん。嫌いなだけにすぐに嗅ぎ分けられるのですよ(笑) アラン・テッシオ、元WATCHTOWERでもあるこの調子っ外れのハイトーンは唯一無二だね。1周回って微笑ましい(笑) まだ需要があって良かったね。なんだか懐かしい旧友と再会した気分だ。こうなったらこのスタイルを一生貫き通してほしい。変えられたら気付けないからさ。