QUELLA VECCHIA LOCANDA
QUELLA VECCHIA LOCANDA(Italy/伊)
#662 / QUELLA VECCHIA LOCANDA / 1972
★★★★★
1stアルバムですね。これまた素敵なイタ~リアン。フルートとバイオリンが目立ってるあたりはP.F.M.的でもある。でも全然違うのね。こっちは基本的にハードロック系のプログレで、ちょっと前に結構な衝撃を受けたBLOOD CEREMONY(へヴィな曲にフルートと女性ヴォーカル)が思い浮かぶほど。ACID系というやつでしょうか。曲によってはBLACK SABBATHとか。でもトータルするとしっかりプログレ。ヴォーカルにも重点が置かれてて好感度高し。楽しめると思います。
それにしてもイタリアンプログレには長いグループ名が多いよね~。
#796 / IL TEMPO DELLA GIOIA / 1974
★★★★★
これぞイタリアンプログレな1枚。2ndアルバム『歓喜の時』です。ピアノとヴァイオリンと管楽器が活躍するクラシックロックですね。宗教音楽風の混声ヴォーカルも楽器の1つとして機能しています。ヴォーカルも含めての渾然一体の妙がプログレの醍醐味だと思う。ジャジーな要素もロック度を高めていると思います。ヴァイオリンを含むプログレの中ではトップクラスの名盤でしょうね。クラシック丸出しな場面ではカナリオスの『四季』を連想したりするかもね。プログレとはこういうものだよ。好きやわ~。何度でも繰り返し聴けてしまうんだね。※プログレガイドのレビューも参照