Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

ROLLING STONES

THE ROLLING STONES(UK/英)

#176 / BLACK AND BLUE / 1976

★★★★

The Rolling Stones black and blue (320x320)

ビートルズと並び称されるブリティッシュ・インヴェイジョンの象徴バンド。つまりデビューもほぼ同時期であり、超有名バンドであることは間違いない。バンド名のみならず、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの名前も広く知られているはず。ただね、個人的にはハマらなかった。ビートルズほど耳にする機会もなかったこと、すでにハードロックを聴き始めていたこと、この辺が理由ではないかと。ミック・ジャガーよりスティーブン・タイラーだったからね。リアルタイムなら話は違ったかもしれませんが、数枚のアルバムを除いては基本的にベストアルバムで事足りている。その数枚のうちの1枚が今作です。ぶっちゃけ1枚というか1曲だけど。中学時代に洋楽を無差別にエアチェックした120分テープがあってね、そこにたまたま入っていたのが”愚か者の涙/Fool to Cry”(全英6位、全米10位)だったというわけ。リリースが76年なので、ギターが3代目のロン・ウッドに交代して最初のアルバムなんですね。当時はそんな事も知らずに聴いてましたが、全英2位、全米1位を獲得しております。オープニングの”Hot Stuff”はファンク・テイストを取り入れた「愚か者…」のB面曲、3曲目カリビアン曲”Cherry Oh Baby”はレゲエ曲のカバーだったりしますが、そんな中、一番気になったのは、キースのリードボーカル曲”Memory Motel”の鍵盤の音色が、”愚か者…”と同じであったこと。どちらもバラードで音が際立っている分、余計に目立つのよ。ビリー・プレストン(ビートルズのレコーディングでも有名)とニッキー・ホプキンス(主な参加作品にTHE WHO「MY GENERATION」、JEFF BECK GROUP「TRUTH」、JOHN LENNON「IMAGINE」、「TOMMY(OST)」、浜田省吾「HOME BOUND」などがある)がゲスト参加しているのですが、”Memory…”はプレストンで”ホプキンスという謎。同じシンセを使ったのか、そもそもシンセじゃないのか。調べてみるとエレクトリック・ピアノのクレジットもある。ただ、これはこれで”Memory…”はキースが、”愚か者…”はミックが担当しているらしい。可能性が高いのはエレピかな。バンドの所有物かもしれないね。



#304 / GOATS HEAD SOUP / 1973

★★★★

Rolling Stones goats head soup

62年に結成された大御所バンドです。ビートルズと同じ時代から今日に至るまで活動し続けているのは驚異的。ミック・ジャガー、キース・リチャーズは80歳、ロン・ウッドも76歳、チャーリー・ワッツは2021年に80歳で亡くなっている。さすがに有名曲は知っているものの、一度たりとも嵌ることがなかったバンドでね、我々世代からするとちょっと古いせいかも。よってコピー対象にもならず、縁がなかったというわけ。特に想い出深い曲は”愚か者の涙”と”悲しみのアンジー”だから、ファンからするとストーンズが何たるかを知らない人間ということになるでしょう。鍵盤の導入等、ちょっと変化した後のストーンズだから。今回はその”Angie”(全英1位)が収録された「山羊の頭のスープ」をご紹介。この曲のおかげでしょうね、71年の「スティッキー・フィンガーズ」から3作連続で、全英全米ともに1位を獲得しました。今作のメンバーは、ミック、キース、チャーリーの他、ギターにミック・テイラー、ベースにビル・ワイマンです。件の鍵盤で参加したのは、ニッキー・ホプキンス(”アンジー”のピアノはこの人)、ビリー・プレストン(ビートルズとの仕事で有名)、イアン・スチュワート(ストーンズ結成時のメンバー)。アートワークは薄い布を被ったミック・ジャガーです。ちなみにAngieは、当時のデビッド・ボウイの奥さんなのよ。



#751 / ROLLED GOLD / 2007

★★★★

The Rolling Stones rolled gold (320x320)

伝説(歴史)レベルのバンドともなるとベスト盤がたくさんある。(63年デビューだからビートルズのちょい後輩だけど半世紀現役!)オリジナルアルバムは多すぎるから、単純に収録曲が多くて値段が安いベスト盤をで済ませるってのが経済的だ。好きな曲をほぼ網羅してればいいんじゃない?というわけで前期のベストはコレで。てか、たまたまウチにあるやつだ。“サティスファクション”とか“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”とか“黒くぬれ”とか“悪魔を憐れむ歌”とかしっかり収録。ストーンズの魅力?ミック・ジャガー(2003年ナイトの称号を授与されたから今じゃ名前にSirが付く)の声とキース・リチャーズ(ドラッグ治療のため全身の血液を入れ替えたという伝説を持つ。今やジャック・スパロウのお父さん)のギターだけでも成立するようなシンプルさでしょう。…つづく



#752 / JUMP BACK / 1993

★★★★

The Rolling Stones jump back (320x317)

やっぱり1枚のベスト盤じゃ足りないみたい。馴染みのある新しめ(リアルタイム)の曲も必要だねこのアルバムは71年~93年までの代表曲が入ってます。。“スタート・ミー・アップ”とか“ブラウン・シュガー”とか“アンジー”とか“愚か者の涙”とか“ミス・ユー”とか…この時期からはもう普遍的なロック。いやロックというかストーンズ印(ブランド)の音楽。対局に居たビートルズは解散してしまったから、そっちのフィールド(レノン=マッカートニー)まで音楽の幅を広げ的なような気がする。ビートルズ派かストーンズ派か?ビートルズと比較されるような世界遺産なわけで、聴かないわけにはいかないでしょう。ひろみ派か秀樹派か?キャンディーズ派かピンク・レディー派か?いつの時代も良きライバルは存在するわけですね。



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