ROSETTA STONE
ROSETTA STONE(UK/英)
#1484 / ROCK PICTURES / 1978
★★★★
久々の英国ティーニ―ポップ関連です。BCR以外で特に思い出深い作品だったので、すでにHELLOとBUSTERは紹介済みなんだけども、すっかりこの路線のグループが放置状態だと気付いてしまいました。で今回はこちら。アランの後任として半年間BCRに在籍したイアン・ミッチェルのおかげでローラーズ・ファミリーとなったバンドのデビュー・アルバム「青春の出発(たびだち)」です。要するにイアンの元々のバンドだね。シングル第1弾はCREAMの“Sunshine of Your Love”邦題“サンシャイン・ラブ”という変化球でした。ディスコ調の不思議な仕上がり。ピコピコした電子音が微妙でもあり特徴にもなってるアルバムで、Key担当はイアンということになっているが果たして。シングル第2弾“二人のパラダイス”もカバーですが、BCRな仕上がりでイアンは不本意だったに違いない。これまたカバー曲KINKSの“You Really Got Me”でアルバム終了となります。くしくも同年アメリカでVAN HALENもデビューアルバムにて秀逸カバーを披露しているわけで、随分と仕上がりに差が出るもんですな(笑) ボートラ2曲の後にメンバーのインタビューが収録されているあたり時代を感じるよね。