Stop thinking you can't do things and start thinking you can. Your future is whatever you make it, so make it a good one.

STRAY CATS

STRAY CATS(US/米)

#303 / ULTIMATE SELECTION / 1990

★★★★

Stray Cats best

ネオロカビリーはいかがですか。一般的にテクニックがどうこうというジャンルじゃないけれど、このトリオバンド、というかブライアン・セッツァーのギターはある意味テクニカル。トレードマークのグレッチ#6120チェット・アトキンスを駆使したモダン・ロカビリー奏法は、ブライアン・セッツァー奏法と呼ばれるほど。タバコを咥えてアップライト(直立式の)ベース=ウッドベース(但しウッドベースは和製英語、一般的にはコントラバス)を演奏するベーシスト(リー・ロッカー)もかっこよかった。デビューアルバムが、パンク全盛時のイギリス(6位)を始めとする欧州圏でブレイク、アメリカで売れたのはその後でした。今回は唯一持っているベスト盤をご紹介。ベスト盤は数あれど、今作では個人的イチオシ”Rock This Town/ロック・タウンは恋の街”(全米全英9位)がオープニングナンバーです。個人的にはコレだけ聴ければいいし、マニアじゃないのでこのベスト盤で満足です。ただ他にもいい曲が揃ってます。スパイ映画を想起させるサスペンスフルな雰囲気の”Rumble in Brighton”や”Runaway Boys/涙のラナウェイ・ボーイ”(全英9位)、ドゥーワップな”Fishnet Stockings/悩殺ストッキング”、青春映画の挿入曲にピタリと嵌る”Lonely Summer Nights/おもいでサマー・ナイト”や””I Won’t Stand in Your Way/涙のリトル・ガール”など。さらに、金髪リーゼントの野良猫が闊歩するMVが印象的だった”Stray Cat Strut/気取りやキャット”(全米3位)、空耳アワーで取り上げられた”(She’s) Sexy+17”、TOYOTAセリカのCMに使われ日本のみのリリースだった”Down Town (Cross That Bridge)/ごーいんDOWN TOWN”と、素晴らしい曲が詰まっています。美少年系の不良というイメージだったセッツァーですが、おじさんになって体形は変化しても、別のかっこよさがあるね。ディスカバリーチャンネルで放送されていた「ファスト&ラウド」のリチャードが同系統のビジュアルなもので、イメージが重なって見えるのは私だけでしょうか。



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