TRIBE OF GYPSIES
TRIBE OF GYPSIES(US/米)
#1797 / TRIBE OF GYPSIES / 1996
★★★★
ギタリストでプロデューサーでもあるMexican Americanロイ・Zのバンドのデビュー作。ブルース・ディッキンソンのソロアルバムでのプロデュースおよびプレイで有名になったようです。自身のバンドは所謂SANTANA由来のラテンロックを演っております。”En Mi Barrio”やら”Guajira”やら”Mero Mero Mambo”やら、それっぽいタイトルの3曲が、嵌るテンポで曲も短めで、ラテンロックの王道って感じです。たまに聴くには心地いいロック。
これら以外は全て英語のタイトル。聴き進むうちに気にならなくなるレベルではありますが、音楽プロデューサーの割には音質がこもり気味だなと思ったら、レコーディングは93年らしく、なるほど納得まだ世に出る前だったのね。ギターの音は心地よいです。ギター中心の楽曲ゆえ、ALLMAN BROTHERS BAND等サザンロックみたいな雰囲気を醸す場面もあって、トータルするとそこまでコテコテのラテンロックという感じじゃないところがいいのかも。