ANYONE'S DAUGHTER
ANYONE'S DAUGHTER(Hungary/洪牙利)
#1396 / PIKTORS VERWANDLUNGEN / 1981
★★★★
75年結成、79年デビューアルバムリリースということなので古株とは言い難く、プログレ的には斜陽期ってことになるね。ジャーマンプログ王道路線の電子音楽ではなくNOVALIS同様シンフォニック系です。最後まで聴かないと気付き難いライブ盤なんだよ。というか最後の歓声はSEかと思うほど、演奏はスタジオ録音に近いクオリティ。ヘッセの短編小説を朗読と演奏で表現したライブである。しかし!朗読ってのはいかがなものか?ミュージシャンとしてはやはりメロディを付けて歌ってほしかったけどね。何ならオールインストの方が良かったんじゃないか?幾度となく聴いてはみたのだが、どうも引っかかりが無いような気がする。つまり、聴き流してしまうことが多い。素晴らしい演奏だとは思うんだけどね、相性ってやつかな。スタジオ盤を聴いてみたいね。組曲を含むデビューアルバムが良さそうだな。ウチにあるのはこのジャケじゃないんだけど、美しいのでオリジナルジャケを載せときやす。